PE110

予備試験 - Red Hat OpenStack Administration -

概要

試験の説明

Red Hat 予備試験 - Red Hat OpenStack Administration - (PE110) は、Red Hat OpenStack Platform を使用したクラウド・インフラストラクチャの管理に関する知識を評価する実技ベースの試験です。この試験で試されるスキルは、あらゆる環境で OpenStack を使用するための基礎をなすものです。

この試験に設定された内容は、利用できる最新の Red Hat 製品バージョンに基づいています。[Get started] をクリックして、購入できる試験の利用可能なすべてのバージョンをご確認ください。

試験の対象者

この認定試験は、以下の方を対象としています。

この認定試験に推奨される条件

受験者は次の条件を満たしている必要があります。

Red Hat 予備試験は、受験者のノートパソコンまたはデスクトップコンピュータとリモートのクラウドインスタンスを使用して行われます。予備試験の詳細はこちらをご覧ください。

学習内容

試験の学習ポイント

Red Hat 予備試験 - Red Hat OpenStack Administration - の受験者には、以下のタスクを実行する能力が求められます。タスクは複数のカテゴリに分類されています。

ディレクターベースのデプロイを理解して処理する
ID 環境ファイルを使用してアンダークラウドに接続する
ID 環境ファイルを使用してオーバークラウドに接続する
テンプレートファイル、環境ファイル、およびその他のリソースを使用して、OpenStack 環境に関する情報を取得する
コンテナ化されたサービスを処理する
OpenStack ドメインを構成する
プロジェクトを作成する
グループを作成する
ユーザーを作成する
クオータを管理する
リソースを作成する
仮想マシンのフレーバーを作成する
既存イメージをオーバークラウドに追加する
セキュリティグループを作成する
キーペアを作成する
ネットワークを構成する
ネットワークを作成してプロジェクトに割り当てる
ネットワークルーターを構成する
ソフトウェア・デファインド・ネットワークを構成する
Open Virtual Network (OVN) を操作する
浮動 IP アドレスを管理する
浮動 IP アドレスに使用するインスタンスを構成する
浮動 IP アドレス経由でアクセスできるようにサービスを構成する
インスタンスを管理する
インスタンスを起動する
指定したプロジェクトとネットワークにインスタンスを関連付ける
キーペアを使用してインスタンスに接続する
デプロイ中にインスタンスを設定する
注:Red Hat は、認定試験の内容を追加、変更、削除する権利を留保します。変更する場合は、事前にお知らせいたします。

知っておくべきこと

準備

Red Hat では、準備として Red Hat OpenStack Administration I (CL110) の受講を検討することをお勧めします。

このコースへの参加は必須ではなく、試験のみを受けることもできます。
Red Hat のトレーニングコースに参加することは、試験対策として重要ですが、試験の合格を保証するものではありません。それまでの経験、訓練、適性なども試験に合格するための重要な要素となります。
Red Hat 製品のシステム管理に関するさまざまな書籍や情報が提供されています。Red Hat では、そのような資料のいずれも試験対策ガイドとして公認していません。とはいえ、そのような追加情報は理解を深めるのに役立つことがあります。

試験の形式

Red Hat 予備試験 - Red Hat OpenStack Administration - は、実践的な実技試験で、実際の開発タスクを行う必要があります。試験中、受験者はインターネットにアクセスすることはできず、資料や電子文書を持ち込むことも許可されません。ノートや書籍、その他の資料も持ち込めません。大半の試験では、製品に付属のドキュメントを試験中に使用できます。

推奨される次の試験またはコース

試験結果と通知方法

試験の正式な結果は、Red Hat Certification Central から送付されます。試験官やトレーニングパートナーが受験生に直接結果を報告することは認められていません。通常、試験結果は米国の 3 営業日以内に送付されます。

試験結果には合計得点のみ記載され、個々の項目ごとの成績は通知されません。また、それに関するお問い合わせには回答しかねますので、あらかじめご了承ください。

1 回目の受験で合格しない場合には、再試験 (1 回分) を受けることができます。詳細については、Red Hat トレーニングポリシーをご覧ください